太極拳 

はじめに

神和台で太極拳をはじめて11年になります。その間震災があり一時中断していましたが、先生が又教えに来てくださることとなり、現在に至っております。私たち生徒も30台から40台の後半になりましたが、細く長くの精神で続けています。

私たちの習っている太極拳の歴史は古く、清朝初期に体系づけられていましたが、そこには中国3000年の歴史が脈々と流れていて、戦いから生まれた武術、生きるための養生法、人間とは何かを問う哲学の三本柱がその基礎になっています。そして多くの流派が今も継承されています。私達が教えていただいたのはその中の一部で「入門」、「「簡化」、二十四式」、「四十八式」等です。そして今は「楊式」を練習しています。

太極拳は、深呼吸の早さにあわせてゆっくり行うのですが、はじめは動作を覚えるのが大変で、呼吸どころではなく、終わってから深呼吸する始末です。しかし動きを覚えて行うと、優雅な気分を味わうこともできます。全動作は、いわゆる中腰でしかも片足に重心をかけながら進めていくので、バランスがとりにくく、太ももに痛みを伴いますが、根気よく動きを学んでいくうちに、足腰が丈夫になり、呼吸も深まります。

先生はいつも『無理をせず体力に応じて』と言ってくださるので多少お年を召された方にも、楽しんでいただけます。身体の老化防止はもちろんですが、頭の老化防止にも役立つのではないかと期待しながら、皆と和気藹々と楽しみながら練習しています。

太極拳クラブ

わくわく発表会風景(2003年11月23日)